民事信託・遺言

民事信託

民事信託とは?最近、テレビや雑誌で目にしたことがあると思います。
中でも「家族信託」と呼ばれる、信頼できる家族・親族に財産の管理・処分を託すものが注目されています。高齢者や障がい者のための財産管理や柔軟な資産承継対策を行うことができます。

民事(家族)信託は、信託契約または遺言で設定することができますが、判断能力がある方しか契約を締結しまたは遺言を作成することができません。民事(家族)信託にご興味をお持ちの方はお早めにご相談ください。

生前の財産管理手段としての活用例

  • 老親が認知症になった後も、成年後見制度を使わずに財産管理を行いたい
  • 自分が死んだら遺産を妻に遺して生活を保障したいが、認知症を発症した妻に代わり財産管理を担ってほしい

資産承継対策としての活用例

  • 親の生前に推定相続人全員で、将来の遺産分割内容を円満に確定しておきたい
  • 長男夫婦に子がいないので、長男に遺した遺産が将来長男嫁の親族に流失するのを避けたい

民事(家族)信託は決して万能の対策ではありません。資産承継対策としては、遺言と組み合わせることでより万全の対策になることもありますし、逆に遺言のみで十分な場合もあります。

まだまだ民事(家族)信託の実務に精通した専門家が少ないのが現状です。
家族信託専門士である当事務所の司法書士にお気軽にご相談ください。